夏到来!薄着の季節も怖くない。今からでも間に合う、駆け込みダイエット

夏はもう目前に来ています。ノースリーブやショートパンツ、水着を着る心と身体の準備はできていますか?
薄着の季節は、ボディラインをごまかしにくくなるもの。
だからこそ「ダイエットをしなきゃ!」という気持ちが加速し、痩せるチャンスでもあります。

今回は、いよいよ焦り出したこの時期からでもできるダイエット方法やポイントをまとめていきます。
1日でも早く理想のボディを手に入れるために、実践していきましょう。

駆け込みダイエット、成功の鍵

薄着をする季節は「とにかく痩せたい!」と、短期集中型ダイエットに人気が集まります。
しかし、大急ぎで体重を落とそうと頑張りすぎてしまうのは逆効果です。

最初は体重が落ちてもすぐにリバウンドしてしまう、体調を崩してしまうなど、健康にもダイエットにも嬉しくない結果になってしまう可能性があります。
リバウンドをしないためにも、頑張りすぎは禁物です。

ポイントは、規則正しい生活にプラスして、ちょっと頑張るくらいのレベル感のダイエットを選ぶこと。
リバウンドしないダイエットへの鍵は「頑張りすぎない」ところにあります。
ムリをして途中でフェードアウトしてしまうよりは、ムリをしないで続けたほうが良い結果につながります。

駆け込みダイエットにおススメの方法

リバウンドせず、できるだけ短期間で痩せるために取り入れたいダイエットを紹介します。

1.有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて集中トレーニング


駆け込みでボディメイクをする場合、運動をしたほうがより現実的です。

運動には、酸素を体内に取り入れながら脂肪燃焼を促進する「有酸素運動」と瞬発的な動きで筋力をアップしていく「無酸素運動」があります。
両方をバランス良く行いましょう。

具体的には、
・有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)
・無酸素運動(筋トレ)
を最低でも2週間は毎日続けます。
たとえば、スクワットや腹筋などの無酸素運動を1日10分行い、その後すぐにウォーキングなどの有酸素運動を20分以上行います。

ポイントは、運動する順番です。
先に無酸素運動をしてから、有酸素運動を行うと脂肪燃焼が促進されて効率的です。

2週間トレーニングを続けた後は、週3~4くらいにペースダウンしてもOKですが、結果が出たからといって運動を辞めてしまうと、リバウンドに直結します。
最初からハイペースでやろうとはせず、徐々に身体を慣らしていくのも大切です。

2.日常生活で運動量を増やす

運動は苦手・・・という方は、日常生活でこまめに身体を動かしましょう。
なるべく歩くようにする、エスカレーターは使わず階段を使うようにするなど、塵(ちり)も積もれば山となります。

今からでもすぐにできる方法は、なるべく立つ時間を増やすことです。
座っている時と立っている時では、立っている時のほうが1時間あたり約35kcal多く消費します。
たった35kcalと感じるかもしれませんが、毎日1時間立つようにして1ヶ月過ごせば1085kcalも消費できますよ。

また、座る時間が長くなると、血行が悪くなります。
血行が悪くばれば、脂肪細胞など老廃物が溜まりやすくなり、冷えやセルライトの原因にもなります。
ショートパンツや水着が似合う身体になるためにも、座りっぱなしには気をつけましょう。

3.良質な睡眠で、代謝アップ

人間は、眠っている時にもカロリーを消費しています。
そのカロリー消費量は約95kcal。
実は、TVを観ているより睡眠中のほうがカロリーを消費しています。
(テレビ鑑賞中の消費カロリーは、1時間あたり約85kcalです)

また、睡眠不足は美容面にも悪影響を与えます。
さらには食欲促進ホルモン「グレリン」が増え、炭水化物や甘い食べ物が欲しくなったり、睡眠不足のストレスでストレスホルモン「コルチゾール」が増え、脂肪細胞の成長を助けてしまいます。

太らないためにも睡眠は大事なことです。

良質な睡眠は、脂肪燃焼を促進する成長ホルモンを放出します。
代謝が活発になりダイエットにつながりますし、肌の再生などの美容面でも嬉しい影響があります。
1日あたり6~8時間を目安に、快適で良質な睡眠をとるようにしましょう。

4.間食を味方につける

間食はダイエット中に敬遠されがちですが、食べ方によってはダイエットの味方になってくれることもあります。
その理由は、間食が暴飲暴食のストッパー的な役割をしてくれるからです。

ただし、間食の内容には注意が必要です。
スナック菓子や甘いお菓子などはおススメできません。
腹持ちが良くヘルシーなものを選ぶようにしましょう。

ダイエット中の間食におススメの食品

1ナッツ
ナッツ類は、糖類が少なく食物繊維も豊富なのでダイエットに向いています。

※油分が多くて高カロリーなので、少量をよく噛んで食べるようにしましょう。

2昆布(おしゃぶり昆布)
昆布は、低カロリーで食物繊維やミネラルも豊富です。
よく噛んで食べるので、満腹感を得やすいダイエット中に常備したい食品です。

3チョコレート
甘いものが食べたい時にはチョコレートがおススメです。
チョコレートは、カカオ含有率の高いものを選ぶようにしましょう。

4冷凍フルーツ
フルーツには、ダイエット中にも摂りたいビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
そのまま食べることもできますが、無糖のヨーグルトにトッピングして食べればさらに栄養価がアップします。

5.しっかりとイメージトレーニングをする

ダイエットを成功させるためには、理想の姿を具体的にイメージする「イメージトレーニング(イメトレ)」も役立ちます。
理想体型の持ち主の写真をスマホの待ち受けにしたり、部屋に写真を貼るなどしていつも見るようにしましょう。
また、着たい服を見えるとこに置いておくのも有効です。

イメトレにプラスして、毎日鏡の前に立ち、
「どの部分の贅(ぜい)肉がとれれば理想の体型になれるのか?」
「どのあたりに筋肉が必要なのか?」
など、ボディチェックをして必要なエクササイズを試していくのも効率的なダイエットにつながります。

今年の夏は、着たい服を好きなだけ着よう

今回紹介してきたダイエット方法は、日常生活で簡単にできるものを中心に集めています。
日常の規則正しい生活を基本に、できそうなものから取り入れればダイエットが習慣化し、リバウンド防止にもなります。
今年の夏こそ、好きな服を着るためにも、駆け込みダイエットを成功させましょう。