日本で血液型といえば「性格診断」をイメージすることが多いですが、欧米では「体質」の指標として考えられています。これはダイエットにも非常に関係していて、今までダイエットをしてきたのに痩せなかったのは、もしかしたら血液型に原因があるのかもしれません。
そして、血液型にマッチした食生活やエクササイズなを取り入れることが、美容や健康に影響を与えるともいわれています。今回は、血液型別のダイエットについて紹介していきます。
血液型別ダイエット:O型
各血液型に適した食材、控えたほうがよい食材について紹介します。先ずは、人類最古の血液型といわれるO型からです。
果物・野菜類:タマネギ、ほうれん草、ブロッコリー、ベリー系の果物です。
O型に向いているダイエット
「高タンパク質で炭水化物少なめ」の食事を意識するとよいでしょう。適さないのは「野菜のみ」のダイエットです。
O型におススメのエクササイズ
ゆったりとしたリラックス系よりも、ハード系のエクササイズが向いています。ジョギング、ランニング、ボクシングなどの格闘技系、エアロビクスなどで、汗をたっぷりかいて、ドーパミンの分泌を促せば、メンタルへの良い影響も期待できます。
血液型別ダイエット:A型
A型は、紀元前1万5千年~2万5千年頃にできた人類で2番目に古いといわれる血液型です。農耕中心の生活を送っていた時代のA型の特徴をみていきましょう。
大豆製品:納豆、みそ、豆腐
魚類:さんま、いわし、サバ、サーモンなどです。
A型に向いているダイエット
A型は、消化酵素と胃酸が分泌されにくい傾向があり、肉・魚の消化がしにくい可能性があります。野菜中心、伝統的な和食スタイルのダイエットが向いています。
A型におススメのエクササイズ
ヨガ、気功、太極拳、ウォーキング等、リラックスのできるエクササイズを定期的に行うとよいでしょう。コツは「頑張りすぎない」ことです。
頑張りすぎがストレスになってしまっては本末転倒です。程よく心地の良いエクササイズを心がけましょう。
血液型別ダイエット:B型
B型は、紀元前1万年~1万5千年頃の遊牧民の時代にできた血液型です。B型は、4つの血液型の中でも比較的広範囲の分野の食材に耐性があるといわれています。
乳製品:ヨーグルトなどの、発酵乳製品が特に◎
濃い色の野菜:ほうれん草、ケールなどです。
その他にも、
・とうもろこし
・そば
・レンズ豆
・ピーナッツ類
・トマト
などが痩せにくい食材になります。とはいえ、完全に食べてはいけないわけではありません。体調や傾向を見ながら加減していきましょう。
B型に向いているダイエット
B型の性格的な特徴として、「凝り性」「好き嫌いがはっきりしている」などがあります。その傾向が食生活に出ている場合は注意が必要です。好きなものばかり食べるのではなく、栄養バランスを考えたヘルシー志向のダイエットがおススメです。
B型におススメのエクササイズ
ハード系とリラックス系の両方のエクササイズをバランス良く取り入れましょう。ゴルフ、テニス、空手など武道全判を仲間と一緒に楽しみながら行うのも◎です。ストレスを感じている時には、ヨガや気功などでリラックスすることがオススメです。
血液型別ダイエット:AB型
AB型は、人類にAB型ができてから1000年ほどしか経っていないといわれている新しい血液型です。おおまかには、A型とB型のあう食材とあわない食材を合わせて考えますが、例外もあります。詳しくみていきましょう。
魚類:マグロ、サーモン、サバ、いわし
その他:プレーンヨーグルト
とうもろこし、蕎麦、ゴマ、バナナ、柿、オレンジ、ヘーゼルナッツなど。
AB型に向いているダイエット
AB型は、他の血液型よりも胃酸の分泌が少ないといわれています。そのため、少ない胃酸で消化できる量の食事を意識すると良いでしょう。朝食を抜いて、その分昼食をたっぷりと食べるというような方法はあまり向きません。
1日3食を基本に、小腹が減ったら少し間食をするなど、胃酸の節約ができるダイエットのほうが適しています。
AB型におススメのエクササイズ
リラックス効果のあるヨガやウォーキング、アクティブなゴルフやテニスなどを組み合わせて、「静」と「動」のエクササイズにバランス良く取り組むのがポイントです。
その時々のコンディションに応じて、リラックス効果のあるエクササイズとアクティブなエクササイズを取り入れるとよいでしょう。アクティブなジョギングなどを週に2回、ヨガなどリラックスできるものを週に3回など、体調や気分を見ながらプログラムを組むのがおススメです。
血液型を参考に健康的なダイエットを!
血液型別ダイエットが全ての人に100%マッチするわけではありませんが、ダイエットを効率化するための指標にはなるはずです。
例えば、肉を食べることがおススメのO型の方が、野菜中心のダイエットで失敗を繰り返していたとしたら、ダイエットの方向性を見直すきっかけになります。「何を積極的に食べるのか」「どんなエクササイズをするのか」など、血液型を参考に計画を立て、効率化をはかってみてはいかがでしょうか。